初代である祖母は
トイレのことを「ごふじょう」と
言ってました。漢字にすると
「ご不浄」となるようです。
昔から、そのものズバリ言うことは
あまり上品とは言えないので
置き換えた言葉というのがあり
大和言葉とも言われるもなんでしょうけど
なんかいいなっと思います。
ミクニのご不浄。
お店をデザインして下さったデザイナーさんと
プランを話し合ってるときに「トイレはどうしますか?」と聞かれ
「スピーカーは絶対です!」と申しますと
間髪いれず「もちろんです」と返ってきました。
トイレは妥協したくない。
と言うと
トイレは妥協しません。
と、即答です。
ここで「あぁこの人にお任せしよう」と
心の底から思えました。
昔、昔、新入社員だった時に
当時のマネージャーからトイレ掃除を申し付けられ
普通に掃除すると
後からマネージャーが無言でピッカピカに磨きこんで
「佐川、トイレはお店の裏の顔だ、トイレのどこでも
素手で触れるように磨きなさい」と教えられました。
この気持ちって
トイレをご不浄と呼ぶ
大和の心なのかもしれませんね。