「きれいに染まってる」
ヘアカラーの褒め言葉ですが
艶というのがそのポイントだと思います。
よくお客様に染めると痛む?と
聞かれることがあります。
僕らの薬を使う技術は誤解を恐れずに言いますと
全て痛みます。
「究極に髪を傷めない方法は何もしないこと」とは
某毛髪学者さんのお言葉です。
しかし、美というものは厄介で
美しい=健康
とは限らないものです。
たとえば金髪やキレイに(鮮明に)発色しているカラー
これは髪には負担が多いですが
綺麗です。
花と華の違い と僕は思います。
花ならばそこにあるがままを愛でるもの
華ならばあるがままの姿をいかに変化させるのか
人の目を惹くようなカラーでしたらそこにはある種の犠牲があります
髪の負担を最小限に抑えると華はなくなります。
花であるのか
華になるのか
自然美なのか装飾美なのか
男女を問わず美とは奥深いものです。