へカラーは最近、ますます色を愉しむものとして
定着してきてますが
SNSなどの画像をお持ちになって
これで!とオーダーされるカラーは
比較的にブルー系が多いように思います。
さて、ヘアカラーにはまず限界といか前提があります。
それは下地である髪の毛は白くないということ
これはたとえばココにブルーの絵の具があって
それを白い紙に塗れば当然ブルーです。
では、ちょっと黄色い紙でしたらどうでしょう
そう、すこしグリーンになってしまいます。
さらに茶色でしかも赤っぽい紙でしたらどうでしょう
おそらく紫っぽい感じでしかも白地ではないので
青い色味そのものを感じないでしょうし暗く(黒く)感じるかもしれません。
紙を髪に置き換えてみて下さい。
つまり、ブルー系を出したい、色をはっきりさせたい
という場合、地の髪の色素をどこまで抜くか?抜けるか?で
決まります。
いわゆるブリーチ(脱色)です。
ここで問題なのがブリーチの程度=ダメージなので
ブリーチすればするほど髪の毛の強度は下がり
非常に痛みやすい髪の毛になります。
サロンではダメージを考慮して最小限にとどめるように
施術しますが、普通にシャンプーする程度でも
痛んでいくようなデリケートな髪の毛になる可能性が高いです。
人によっては一回で抜けきらないので
二回三回とその日にブリーチする必要がありますが
既に痛んでいいる場合、激しいブリーチに耐えられない場合もあります。
(施術中に髪が切れる可能性もあります)
ですので僕らサロンではそのリスクからブリーチをお断りするケースも
少なからずございます。
そして、カラーは色落ちします。
通常のカラーは髪の毛の中の成分と反応して発色しているので
髪の中の色素をとった場合(ブリーチした髪の毛)
(ちょっと難しい話ですが)化学反応ではなく
直接色素を髪の毛にくっつけたり入れたりするカラーをします
これは反応させて定着させているいわゆる白髪染めに代表されるカラーに
比べて定着率が低いので一月もてば御の字
大体二週間~三週間で落ちていきます。
ここでご注意なのが
色が落ちるとブリーチした髪の毛に戻るので
色落ちすると金髪になります。
微妙に色素が残るので
結構、派手目の金髪になります。
そこまで色を抜かずに
この色になりますか?と聞かれるのですが
ここで前途した紙の話に戻り
下地の色に左右されるので
この色!という感じにはならないのです。
ダメージをどうするのか?
色落ちしたときに職場なので問題ないのか?
疑問はどんどん担当者へご質問下さい。